ヘルメットは、お子さんが自転車に乗るときの安全のために欠かせないアイテムです。2017年より、12歳以下の子どもが乗る自転車には、同乗者がいる場合も含めてヘルメットの着用が義務付けられました。しかし、子供に適したロードバイク用ヘルメットやマウンテンバイク用ヘルメットを選ぶ際に、どのような基準を考慮すべきかご存知でしょうか。
承認されたヘルメットを選ぶ
承認されたヘルメットを選ぶ
。お子さまの安全を守るためには、ヘルメットが安全基準を満たしているかどうかを確認する必要があります。
だから、サイクリング用のヘルメットには、CEまたはNF EN 1078の認可が必要なのです。
その一方で、サイクリングやウィンタースポーツ用のヘルメットの中には、EN 1077という規格を採用しているものもあります。
この規格は、ヘルメット内のラベルに記載することが義務づけられているので、簡単に確認することができます
。自分に合ったヘルメットを選ぶ
。大人用のヘルメットを購入する場合と同様に、第一のポイントは子供のサイズに合ったヘルメットを選ぶことです。そのためには、柔軟なテープメジャーで頭のサイズを測る必要があります。額の中央を起点に、前頭部は眉毛の上、後頭部は耳の上を通って最も膨らんだところを測ります。
実際、大きすぎるヘルメットは、転倒時に動いてしまい、子どもの頭を守るという役割を果たせないことがあります。
現在では、すべての年齢層に適したヘルメットがあり、その中には、バイクラックやトレーラーに乗る9~12ヶ月の赤ちゃんも含まれています。
最後に、ほとんどのブランドが、数ヶ月間の子供の成長に合わせて調整可能なヘルメットを提供しています
。練習に適したヘルメットを選ぶ
。ヘルメットには、それぞれの練習に適したいくつかの種類があります:
。- 。
- 家族でのサイクリングや通学には、汗をかきにくく通気性に優れた快適なヘルメットが適しています。
- お子さんがマウンテンバイクをしているのであれば、日差しを防ぐだけでなく、木の枝からも守ることができるバイザー付きのヘルメットを検討してみるのもいいかもしれません 。
- BMXでは、ボウル型のヘルメットを選択するのが好ましいでしょうが、これはスクーターにも適しています。
- 最小サイズのヘルメットをバイクシートに乗せる際には、お子さんが違和感を感じないように、ヘルメットの背面がシートの人間工学に適合しているかどうかを確認してください 。
彼の好きなヘルメットを選ぶ
。自転車用ヘルメットのメーカーは、若いライダーにアピールするためには、毎日かぶりたくなるような魅力的なモデルを作らなければならないとすぐに気がつきました。そのため、現在では、女の子にも男の子にも適したさまざまな色のヘルメットモデルがあります。
小さなお子さんには、自分の好きなヒーローなどをデザインしたヘルメットもあります。
だから、子どもが進んでヘルメットをかぶるように、あるいは自転車に乗るたびに自分からヘルメットを求めるようにしたいなら、子どもに選ばせればいいのです。
設定方法
。お子さんがヘルメットのモデルを選び、サイズを確認したら、今度はヘルメットが頭にぴったり合うように調整する番です。
ヘルメットは、眉毛の上に水平にかぶるのが基本です。
ヘルメットは、眉毛の上あたりで水平にかぶるのが基本です。
調整方法は、お子さんの頭の上に置き、ヘルメット背面のノブをお子さんの頭にぴったり合うまで調整します(頭を傾けてもヘルメットが動かないようにします)。次に、耳の下でY字型になるようにサイドストラップを調整します。あごひもについては、ストラップをバックルで留めた後、ストラップとあごの間に指1本を通すことができるはずです。
どのような場合に変更すべきか
。大人用の自転車用ヘルメットと同様に、転んだらヘルメットを交換するということも考えなければなりません。実際、ヘルメットが吸収した衝撃は、次の転倒時には最適な保護を提供できなくなる可能性があります
。
また、PVC製の場合は2年ごとに、ポリカーボネート製の場合は5年ごとに交換することをお勧めします。また、ヘルメットが故障した場合(ライニングが外れた場合、ストラップが破損した場合、クロージャーに問題があった場合など)や、子どもが成長してヘルメットが小さくなった場合にも交換することをお勧めします。
これらのヒントがあれば、お子さんに自転車用ヘルメットの着用を慣れさせるのは簡単なことでしょう。また、将来お子さんがティーンエイジャーや大人になったときにも、すぐに反射的に着用できるようになるでしょう。