自転車のシートの高さの測り方は？

初めてのロードバイクを購入しようとしたとき、サイズ選びで失敗してはいけません。自転車のサイズの選び方を学んだ後、今日は自転車のサドルの高さを測る方法をお伝えします

自転車のサドルの高さを測る理由

ロードバイクに正しく乗るためには、サドルの高さを正しく決めることが必要です。なぜなら、サドルの高さが高すぎても低すぎても、間違ったサドルの高さは、長期的には痛みや怪我の原因になるからです。一方、サドルの高さが適切であれば、より良いペダルストロークを得ることができます。

適切なサドルの高さを決定するためには、いくつかの方法があります。サドルの高さは、巻尺をシートポストとペダルクランクに沿わせて、ボトムブラケットの軸からサドルのくぼみまでを測ります。

サドルの高さは、ボトムブラケットの軸からサドルのくぼみまでを測ります。

自転車のサドルの高さを調整する方法

最もよく知られている方法は、股間の高さを測り、この値に0.885を掛けることです。その結果、サドルを調整すべき理論上の高さが得られます。
確かに、サドルを高くすれば力強さが増しますし、少し低めにすれば快適な操作性が得られます。

最も簡単な方法は、自転車に乗って、かかとをペダルに合わせて置くことです。そして、クランクがシートチューブに沿っていることを確認しながら、ボトムでペダルをニュートラルに下げます。サドルを正しく調整するためには、脚がまっすぐであること、膝が曲がっていないことが必要です。ただし、この測定値は、使用しているシューズやクランクの長さなど、いくつかの要因によって変化します。

最後の3つ目の方法（ホルムズ法）は、ペダルの踏み方を考慮した最も正確な方法ですが、機材とちょっとした手助けが必要です。自転車をホームトレーナーに乗せて、その上に座ってみましょう。ペダルを漕ぎ始め、友人にちょっとだけ撮影してもらう。そして録画を見て、ペダルが下死点に来たところで一時停止します。画像の上に半分の正方形を重ねて、膝の角度を測定します。測定値が35°より大きい場合はサドルを上げ、25°より小さい場合はサドルを下げます。実際、ホームズ氏によると、膝の角度は25°～35°が望ましいとのことです。

サドルを戻す方法

サドルの高さを調整したら、次に重要な基準であるサドルの反動を調整する必要があります。
そのためには、自転車に乗って、壁やホームトレーナーの上に立ってクランクを水平にしてください。膝の横に落としたプラムラインを使う。ワイヤーはペダルの軸に合わせてください。ペダル軸よりも後ろにある場合はサドルを前に、逆にペダルよりも前にある場合はサドルを後ろに移動させます。

サドルの傾きを調整する方法

最後に、サドルの調整を完璧にするために、今度はサドルの傾きを調整する必要があります。サドルは水平にセットするのがセオリーです。しかし、場合によっては、またサイクリストによっては、チルトを少し下げたり上げたりして調整した方が良い場合もあります。
レクリエーションとしてのロードサイクリングでは、シートポストを少し前に傾けると良いでしょう。これにより、会陰部への圧力（非常に痛みを伴うことがあります）が軽減され、サドルの後ろ側の骨盤に体重がより多くかかるようになります。

タイムトライアルやトライアスロンでは、逆にシートリップをわずかに上向きにすることで、サイクリストの安定性を高め、腕がエクステンダーにかかったときに前に滑らないようにすることができます。

調整したのにバイクに違和感がある場合の対処法

これらの調整にもかかわらず、何キロも走っても異常な痛みが続く場合は、専門家による調整を受けるために、完全な姿勢調査を選択することをお勧めします。

自転車のシートの高さを測る方法がわかったところで、自転車のハンドルの高さを調整する方法を調べてみませんか？そして最後に、自転車のサイズの測り方を知っていますか？